檸檬の情景 さだまさし さんの歌
さだまさしさんが歌っていた檸檬には、
湯島聖堂や聖橋といった地名が出ています。
聖橋の下は、JR御茶ノ水駅です。
快速電車、各駅停車の電車も、歌詞の中に出ています。


現在の聖橋。
ここから、檸檬を遠くへ投げ上げるには、勇気が必要ではないでしょうか?

快速電車かどうかわかりませんが、電車が見えます。
聖橋の上から見ると、かなり見下ろすような感じです。

湯島聖堂は、冬季は16:00までしか入れません。
残念ながら、石の階段は撮影できませんでした。
或の日湯島聖堂の白い石の階段に腰かけて
君は陽溜りの中へ盗んだ檸檬細い手でかざす
それを暫くみつめた後できれいねと云った後で齧る
指のすきまから蒼い空に金糸雀色の風が舞う
喰べかけの檸檬聖橋から放る
快速電車の赤い色がそれとすれ違う
川面に波紋の拡がり数えたあと
小さな溜息混じりに振り返り
捨て去る時にはこうして出来るだけ
遠くへ投げ上げるものよ
このビデオ、とても懐かしい。
流行した頃には、歌詞の意味などわからないで歌っていましたが、
今は、聞いていると しみじみとします。
君はスクランブル交差点斜めに渡り乍ら不意に涙ぐんで
まるでこの町は青春達の姥捨山みたいだという
ねェほらそこにもここにもかつて使い棄てられた
愛が落ちてる
時の流れという名の鳩が
舞い下りてそれをついばんでいる
喰べかけの夢を聖橋から放る
各駅停車の檸檬色がそれをかみくだく
二人の波紋の拡がり数えたあと
小さな溜息混じりに振り返り
消え去る時にはこうして出来るだけ
静かに堕ちてゆくものよ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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