Palm Z22 起動しないので分解してみました!
Palm Z22

最近、お気に入りの「Palm Z22」です。
2台持っているので、1台を長期間 放置していました。
久しぶりに電源を入れたのですが、...無反応!
しばらく、充電してみましたが、.....無反応!
充電池が、ダメになってしまったようです。
きっと、入っているのは リチウムイオン電池です。
インターネットで探してみても、Palm Z22用電池を
販売しているサイトは、みつけられなかったのですが、
形が同じで、電圧が同じなら他のものの電池でも、
流用できるかもしれません。
とりあえず、Palm Z22 を分解してみることにしました。
Palm Z22 は、外装にはネジがありません。
外れそうな所は、上部の赤外線送信部のカバーだけ。
爪を入れて、ひっぱってみると簡単に外れました。
外してみると左右にネジが見えます。
六角のような、あまり見かけないネジ山です。
マイナスの精密ドライバーを、ヤスリで削ってネジ穴に合うようにして、
なんとか変形のビスを回して取りました。
写真中央が、充電、HotSynk用のインターフェースです。
その左は、赤外線の送受信ポートです。
上部のネジ以外には、ネジらしきものは見当たらないので、
強引に爪を入れて、カバーを持ち上げてみました。
ハメコミ式ですので、ていねいに外していけば、前面と背面は分離します。
見事! に前面と背面が分離するかと思ったら、
背面カバーに取り付けられたスピーカーが残ります。
配線は、ハンダでとめられているため、
はずすのも面倒です。
絶縁用と思われるシートをめくってみると、
電池らしきものが登場しましたが、
こちらも、ハンダで本体の基板に接続されています。
そのままの状態で、電池の電圧を測定してみると、
ほとんど電圧が、かかっていない状態です。
ほとんどの PDA は、5V 付近で動作しています。
Palm Z22 の充電器の電圧は、DC5.2Vです。
そのまま、充電用のケーブルを挿しても電圧が変わらなかったのですが、
充電用のポートを掃除して充電ケーブルを接続すると、
ピッ と音がしました。
電源電圧も、少しずつ上がってきました。
このまま充電すれば、電池も生き返るかもしれません。
20分ほど充電した後で、充電コードを抜いて電圧を測定しました。
動作可能な感じの電圧になっています。
再度、充電コードを挿したまま電源を入れると、
いつもの Palm のトップページが登場しました。
そのまま充電。
バックライトも正常動作しています。
その後は、特に不具合もなく動作している Palm Z22 です。
長時間、放置していたため電池が活性化されていなかったのかもしれません。
Palm Z22 は、基板に向かって装備されているものは、
ほとんどが、ハンダで処理されているようです。
分解・修理は、簡単では ありませんが
消耗する部分を、交換してやれば寿命の長い機械だと思います。
今回は、ここまでの分解で動作するようになったため、
このあたりで 止めておきます。
なんでpalmやねん様
記事中での ご紹介 ありがとうございます。
おかげさまでアクセス数が、激増いたしました。
Palm OS これからも、どんどん紹介させていただきます。
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最近、お気に入りの「Palm Z22」です。
2台持っているので、1台を長期間 放置していました。
久しぶりに電源を入れたのですが、...無反応!
しばらく、充電してみましたが、.....無反応!
充電池が、ダメになってしまったようです。
きっと、入っているのは リチウムイオン電池です。
インターネットで探してみても、Palm Z22用電池を
販売しているサイトは、みつけられなかったのですが、
形が同じで、電圧が同じなら他のものの電池でも、
流用できるかもしれません。
とりあえず、Palm Z22 を分解してみることにしました。

Palm Z22 は、外装にはネジがありません。
外れそうな所は、上部の赤外線送信部のカバーだけ。
爪を入れて、ひっぱってみると簡単に外れました。
外してみると左右にネジが見えます。
六角のような、あまり見かけないネジ山です。

マイナスの精密ドライバーを、ヤスリで削ってネジ穴に合うようにして、
なんとか変形のビスを回して取りました。

写真中央が、充電、HotSynk用のインターフェースです。
その左は、赤外線の送受信ポートです。

上部のネジ以外には、ネジらしきものは見当たらないので、
強引に爪を入れて、カバーを持ち上げてみました。

ハメコミ式ですので、ていねいに外していけば、前面と背面は分離します。

見事! に前面と背面が分離するかと思ったら、
背面カバーに取り付けられたスピーカーが残ります。
配線は、ハンダでとめられているため、
はずすのも面倒です。

絶縁用と思われるシートをめくってみると、
電池らしきものが登場しましたが、
こちらも、ハンダで本体の基板に接続されています。

そのままの状態で、電池の電圧を測定してみると、
ほとんど電圧が、かかっていない状態です。
ほとんどの PDA は、5V 付近で動作しています。
Palm Z22 の充電器の電圧は、DC5.2Vです。

そのまま、充電用のケーブルを挿しても電圧が変わらなかったのですが、
充電用のポートを掃除して充電ケーブルを接続すると、
ピッ と音がしました。

電源電圧も、少しずつ上がってきました。
このまま充電すれば、電池も生き返るかもしれません。

20分ほど充電した後で、充電コードを抜いて電圧を測定しました。
動作可能な感じの電圧になっています。

再度、充電コードを挿したまま電源を入れると、
いつもの Palm のトップページが登場しました。

そのまま充電。
バックライトも正常動作しています。
その後は、特に不具合もなく動作している Palm Z22 です。
長時間、放置していたため電池が活性化されていなかったのかもしれません。
Palm Z22 は、基板に向かって装備されているものは、
ほとんどが、ハンダで処理されているようです。
分解・修理は、簡単では ありませんが
消耗する部分を、交換してやれば寿命の長い機械だと思います。
今回は、ここまでの分解で動作するようになったため、
このあたりで 止めておきます。
なんでpalmやねん様
記事中での ご紹介 ありがとうございます。
おかげさまでアクセス数が、激増いたしました。
Palm OS これからも、どんどん紹介させていただきます。
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どういたしまして^^
いえいえこちらこそ、貴重なZ22の分解手順、ありがとうございます。
実は私のZ22もバッテリーが弱っていて、交換しようかと物色しているのですが、入手先がなくて困っています。どうやら、Zire21用のバッテリーが合うようなのですが、モバプラさんでは品切れになっていたし、、、
実は私のZ22もバッテリーが弱っていて、交換しようかと物色しているのですが、入手先がなくて困っています。どうやら、Zire21用のバッテリーが合うようなのですが、モバプラさんでは品切れになっていたし、、、